Appleの製品計画予想に関して多くの実績を持つ、KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は、次世代iPhone(仮称:iPhone6s)に対する11の予測を行っています。
Kuo氏は、次世代iPhoneの4.7インチモデル(iPhone6s)と5.5インチモデル(iPhone6s Plus)は、8月半ばから下旬に量産体制に入ることを予測しています。
しかし、復活が噂される4インチモデルに関しては、2015年にはリリースされないと考えているようです。
Kuo氏が予測する次世代iPhoneの特徴は以下の通りです。
(1) Force Touchは、最大のアップグレードのセールスポイントであるだけでなく、サプライチェーンの主なボトルネックの一つになります。 Force Touchは、複数の入力方法と自筆署名のサポートにより、ユーザーエクスペリエンスを向上させることが出来ます。それは商業市場で拡大するために有益です。
(2) スクリーンは、既存のモデルと同じ解像度で、4.7と5.5インチのままになります。新しい4インチモデルは登場しません。
(3) 追加のケースカラー、ローズゴールドが出るでしょう。それはApple Watchエディションのローズゴールドにマッチします。
(4) カメラは画素のアップグレードを持つことになります。12 MPの可能性が高いです。
(5) マイクロフォンは、音声品質を向上させるために、スピーカーの近くに追加されます。
(6) アップグレードされた2GB LPDDR4とA9プロセッサが採用されます。
(7) 曲げ問題は、異なるケース材料と内部機械設計変更を使用することにより改善されます。
(8) 落下試験の問題が解決できれば、5.5インチモデルは、サファイアカバーレンズでユニット数は限られるでしょう。
(9) Touch IDの認識率は、ApplePayを促進するために、さらに改善されます。
(10) ジェスチャーコントロールサポート。
(11) これは、大量生産が8月半ばから下旬に開始されることが予測されます。2015年の総出荷台数は80-90mn、4.7インチと5.5インチモデルの比率は2:1です。
次世代iPhoneの主要なセールスポイントとしては、AppleWatchやMacBook Proのトラックパッドに搭載された感圧タッチ技術である『Forth Touch』が挙げられます。
その他には、以前から2GBのRAM、A9プロセッサ、12メガピクセルのカメラ、カラーオプションにローズゴールドの追加、サファイアカバーレンズなどが採用されるのではないかと噂されていました。
また、Kuo氏は、2015年のiPhone総出荷台数は8000~9000万台になると見込んでいます。
昨年は、iPhone6 / 6Plus共に大量の注文が舞い込み、生産が需要に追いつかず品薄状態が続きましたが、今年はそうした懸念が解消されることを望みます。
参照元:MacRumors