画像元:Apple
iOS14.2(iOS14.2.1)をアップデートした一部のiPhoneで「バッテリーの減りが早くなった」と問題を報告するユーザーが増えているようです。
実はiOS13以降のiPhoneには毎日の充電の傾向を学習し、バッテリの耐用年数を少しでも延ばそうとするシステムが組み込まれています。『最適化されたバッテリー充電』という項目で、iOS13以降を搭載したiPhoneで設定→バッテリー→バッテリーの状態→最適化されたバッテリー充電で選択しながら進んでいくと閲覧することが可能です。
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基本的にバッテリーは製造日から時間の経過および、温度や、ユーザーの充電パターンなどさまざまな要因が複雑に絡み合って充電式バッテリーが劣化し性能が少しずつ低下します。『最適化されたバッテリー充電』はデフォルトの状態ではONになっており、80%まで充電したら81~100%間の充電を遅らせることで過充電を防ぎ、しいてはバッテリーの劣化を防いでいます。
しかし今回iOS14.2をアップデートした一部のユーザーから「バッテリーの減りが早くなって長持ちしない」「6時間で半分くらいまでバッテリーが減る」などの報告が相次ぎ、ホーム画面に表示するウィジットを見直し多ければ減らす方法や、どのアプリが電力を多く消耗しているかを、「設定→バッテリー→APP毎のバッテリー使用状況」を確認して、アプリでバッテリーが多く消耗していないか確認することを勧めています。
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Appleサポートのコミュニティへよせられた同様の質問へのAppleからの回答が掲載されています。
「買ってすぐやアップデート直後はバックグラウンドで処理が走っていたりするので、しばらく様子を見てください。」とのことですので、購入直後の方は少し様子見るのもアリかと思います。
また、設定→バッテリー→バッテリーの状態→最適化されたバッテリー充電で『最適化されたバッテリー充電』をオフにすると、バッテリーの持ちが解消したという報告もあるようですので、バッテリーの持ちが悪くなったと思ったら是非試してみてください!
参照元:9to5mac,Apple support
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