Appleは、9月18日にリリースした『iOS 8』の初アップデート『iOS 8.0.1』を9月25日未明(日本時間)にリリースしましたが、約1時間後にアップデートを撤回しました。
中止理由については、アップデート後に携帯電波の受信・Touch IDに不具合が発生することが判明したためと見られています。
今のところ、この問題はiPhone 6 / 6 Plusでのみ起きていると報告されています。
『iOS 8.0.1』アップデートでは、『iOS 8.0』で見つかった電話、キーボード、Safari、共有、VPN等に関する問題点が修正される予定でした。
- 電話:ビジュアルボイスメールにアクセスする際の、コール転送や凍結したバグに対処
- キーボード:iCloudキーチェーン確認コードを入力する際にキーボードが表示されない問題を修正
- Safari:時折再生されないビデオに関する問題の修正
- 共有:PassbookのAirDrop対応に関するバグを修正
- VPN:VPNプロファイルをインストールする際の問題を修正
iOS 8.0.1からiOS 8.0へ戻す方法
iOS 8.0.1にアップデートして、電波の受信やTouch IDに関する問題が生じている場合は、『iOS 8』へ戻すようにして下さい。
iOS 8.0へ戻す方法は、こちらのサイトを参考して下さい。 The Verge
必要なもの:電波の受信・Touch IDの問題が発生しているiPhone、iTunesがインストールされたMac/PC、Lightning USBケーブル、インターネット環境
Step 1. iOS 8.0のファームウエアをAppleのサーバーからダウンロードして下さい。iPhone 6 iPhone 6 Plus
Step 2. 設定 > iCloud > iPhoneを探す、をオフにして下さい。これを行うにはApple IDとパスワードを入力する必要があります。
Step 3. iTunesを立ち上げ、ケーブルでiPhoneを接続します。右上のメニューから「iPhone」のボタンをクリックして下さい。
Step 4. Macは「option」キー、Windowsは「Shift」キーを押しながら、「アップデートを確認」をクリックして下さい。
以上で、『iOS 8.0.1』から『iOS 8.0』へのダウングレード作業は完了です。
※上記の方法で、iOS 8に戻す場合は自己責任でお願いします。
至急対応する必要がないという方は、後日、Appleからの正式な発表、アップデートの配布を待つことをおすすめします。
参照元:The Verge