このページでは、2016年3月24日(木)に発売されたiPhone SEの新機能やスペックについてまとめています。
Appleは、2016年3月22日午前2時に開催された発表イベントで4インチモデル『iPhone SE』を発表しました。
『iPhone SE』は、A9チップとM9モーションコプロセッサを搭載し、4K対応1200万画素iSightカメラとなり、LTE高速通信やVoice over LTE (VoLTE) 、Wi-Fi 通話が可能となります。
カラーは、シルバーとスペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4種類から選べます。
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2017年3月にストレージ容量が変更され、16GB→38GBへ、64GB→128GBに大幅増量!2種類の価格はそれぞれ
16GB | 価格改定前 : |
64GB | 価格改定前 : |
関連情報
- Apple、iPhone6s、iPhone6、iPhoneSEのラインアップの価格を値下げしました。
- Appleは、iPhoneSEのストレージを32GB/128GBに増量し、ラインアップの価格を値下げしました。
SEってどういう意味?
発表前には『iPhone6c』、『iPhone5se』という名称になるのではないかと言われていた4インチモデルiPhoneの正式名称は『iPhone SE』に決定しましたが、気になるのは『SE』という意味です。
この『SE』という名称についてAppleのマーケティング担当副社長Phil Schiller氏は、ジャーナリストのJason Cipriani氏の質問に対して回答しています。
Phil Schiller just told me the “SE” stands for “Special Edition” @FortuneTech
— Jason Cipriani (@MrCippy) 2016年3月21日
彼のツイートでは、Phil Schiller氏はiPhone SEの「SE」は、「Special Edition」の略であると回答したことが綴られています。
「Special Edition」と銘打たれた新型4インチiPhoneは、Appleの大きな期待が込められていることが読み取れます。
デザイン
iPhone SEは、iPhone5sとよく似たデザインを採用していますが、ビーズを吹き付けてサテンのような仕上げを持たせたアルミニウムで作られていおり、より魅力的なモデルに進化しています。
4インチモデルiPhoneは、軽くてコンパクトで手の中に心地よく収まるように設計されています。
また、面取りしたマットなエッジが特徴で、落ち着いた雰囲気となっています。
A9チップ
iPhone SEに採用されているチップは、iPhone 6sに搭載されているものと同じ最新のA9チップです。
Appleのホームページでは、CPUのパフォーマンスはiPhone 5sの2倍、GPUのパフォーマンスはiPhone 5sの3倍となり、スマートフォン史上最もパワフルな4インチモデルと説明されています。
リアカメラ
1200万画素(12MP)のiSightカメラなら、iPhone 6sで撮影したようなシャープで精細な写真を撮ることが出来ます。
1080p HDビデオの最大4倍の解像度を持つ4Kビデオを撮影するだけでなく、編集することも可能です。
Live Photos
『Live Photos』は、写真にサウンドと動きを加えて、その瞬間をよみがえらせることが出来る機能です。12メガピクセルの写真のどこかにタッチして長押しするだけで、撮った瞬間の前後の時間を体験することができます。
フロントカメラ
Retina Flashを搭載したFaceTime HDカメラは、ディスプレイが通常より3倍明るいフラッシュを発光するカスタムディスプレイチップを駆動します。明るさが足りない場所や夜間でもあなたを照らし、美しいセルフィー(自撮り)を可能にします。
Touch ID
Touch IDを使えば、あなたのiPhone SEのロックを簡単に、そして安全に解除できます。同じものが二つとしてなく、いつもあなたの手にある指紋が、完璧なパスワードになります。
4G LTE、Wi-Fi
802.11ac Wi‑Fiや4G LTEを使って、iPhone 5sより一段と速いスピードで体験できます。
iPhone SEは、Voice over LTE(VoLTE)にも対応しているので、広帯域で高品質な通話ができます。さらにBluetoothテクノロジーによって、Apple Watchや外部のスピーカーなど、ほかのデバイスとも常につながっていられます。
iOS 9
最も先進的なモバイルオペレーティングシステムであるiOS 9は、iPhone SEの基盤です。
iPhone上での見た目も動きも美しくデザインされているので、単純な操作も快適に行うことが出来ます。
Appleは、ハードウェアとソフトウェア(iOS)を共に開発しているため、相互の関係がしっかりとサポートされたインタラクティブ性能が特徴です。これはAndroidと大きく異なる強みであるといえます。
関連情報
iPhone SE スペック
主な日程 | 2016年3月22日午前2時発表、3月24日16時予約開始、発売日3月31日 |
カラー | シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド |
容量 | 32GB、128GB |
重量とサイズ | 高さ:123.8 mm 幅:58.6 mm 厚さ:7.6 mm 重量:113 g |
標準搭載OS | iOS 9 |
ディスプレイ | Retinaディスプレイ |
4インチ(対角)LEDバックライトワイドスクリーンMulti‑Touchディスプレイ | |
1,136 x 640ピクセル解像度、326ppi | |
800:1コントラスト比(標準) | |
最大輝度500cd/m2(標準) | |
フルsRGB規格 | |
耐指紋性撥油コーティング | |
複数の言語と文字の同時表示をサポート | |
チップ | 64ビットアーキテクチャ搭載A9チップ |
組み込み型M9モーションコプロセッサ | |
ワイヤレス通信方式 | 802.11a/b/g/n/ac Wi‑Fi |
Bluetooth 4.2ワイヤレステクノロジー | |
NFC | |
Touch ID | ホームボタンに内蔵された指紋認証センサー |
ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影(3,840 x 2,160、30fps) |
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps) | |
720p HDビデオ撮影(30fps) | |
True Toneフラッシュ | |
1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応 | |
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ | |
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p) | |
連続オートフォーカスビデオ | |
強化されたノイズリダクション | |
4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影 | |
再生ズーム | |
3倍ズーム | |
顔検出 | |
ビデオへのジオタグ添付 | |
FaceTimeカメラ | 1.2メガピクセルの写真 |
720p HDビデオ撮影 | |
Retina Flash | |
ƒ/2.4の開口部 | |
写真の自動HDR | |
裏面照射型センサー | |
露出コントロール | |
強化されたローカルトーンマッピング | |
顔検出 | |
タイマーモード | |
バーストモード | |
電源とバッテリー | 連続通話時間:3Gで最大14時間 |
インターネット利用:3Gで最大12時間、 4G LTEで最大13時間、 Wi-Fiで最大13時間 |
|
ビデオ再生:最大13時間 | |
オーディオ再生:最大50時間 | |
連続待受時間:最大10日間 | |
リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 | |
USB経由でコンピュータまたは電源アダプタを使って充電 | |
SIMカード | nano-SIM iPhone SEは既存のmicro-SIMカードには対応していません。 |
参照元:Apple
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