Appleは、2016年3月26日を末日とする2016年度の第2四半期(1月~3月)の業績を発表しました。
第2四半期の売上高505億ドル、純利益105億ドル、1株当たり利益(EPS)は1.90ドルとなりました。
前年同期の業績は、売上高580億ドル、純利益136億ドル、1株当たり利益(EPS)2.33ドルでした。
Appleの減益は以前から予想されていましたが、四半期ベースでの売上高の減少は2003年以来はじめてとなり、13年ぶりの減益となりました。
売上総利益率は、前年同期の40.8%に対し39.4%となっています。
また、Appleは四半期配当を10%引き上げることを承認し、1株当たり0.57ドル増加することを宣言しました。
配当金は、5月9日時点の登録株主に対して5月12日に支払われます。
Appleの最高経営責任者(CEO)Tim Cookは、「マクロ経済の強い逆風が吹く中、我々のチームはよく頑張った。」と感想を示しています。続けて、「Appleのエコシステムの驚くべき強さと10億台を超えるアクティブなデバイスの伸びにより、サービスからの収益が引き続き強い成長を示しており、とても嬉しく思っている」と述べています。
Apple製品、一様に売上げを落とす結果に
iPhoneの販売台数は、前年同期の6120万台から5110万台に下落し、Macの販売台数もまた、前年同期の456万台から403万台に売上げを落としています。
また、iPadの販売台数も12.6万台から10.25万台に下落しています。
Apple 2016年度 第2四半期売上げ内訳 ■ Mac ■ サービス ■ iPhone ■ その他 ■ iPad
Appleは、2016年度第3四半期の業績予想を行っています。
売上総利益率として37.5%~38%、売上高として410億ドルから430億ドルを予想しています。
参照元:macrumors