米国時間17日にリリースされた「iOS 8」の新機能「iCloud Drive」は、従来のiCloudから進化したもので、「Google Drive」や「Dropbox」のように、クラウド上にファイルを保存できるオンラインストレージです。利用したい場合は、iCloudの設定画面からいつでも利用することが出来ます。
しかし、今のところiCloud Driveへのアップグレードを行うことは避けた方がいいかもしれません。
iCloud Driveアップグレードの注意点
Realmac SoftwareのNik Fletcher氏はサポートページにおいて、「iCloud Driveにアップグレードすれば、あなたが同期できるのはiOS 8またはOS X Yosemiteを実行しているデバイスだけだ」と説明しています。
つまり、現行のOS X MavericksやiOS 7などのデバイスとは同期できません。
iOS 8アップデート時に、iCloud Driveを選択すると、iOS 7やMacとの同期機能が使えなくなるようです。
そのため、iOS 8へアップデートする場合は、iCloud Driveへのアップグレードを「今はしない」に選択するようにしましょう。
アップグレードするなら、OS X YosemiteとiOS 8の環境が整うまで待つ方が得策です。
この件については、ノートアプリ「Notability」や日記アプリ「DayOne」などの他のアプリ開発元も注意喚起をしているようです。