開発者Hamza Sood 氏による、iOS 9のソースコードから発見された内容には、次期iPhoneのフロントカメラに関する記述があったことが判明しました。
iOS 9 is hinting at future device front cameras having:
1080p resolution, 240fps slow mo, panoramamic capture, flash pic.twitter.com/NkMjdsUZEX
— Hamza Sood (@hamzasood) 2015, 6月 10
iOS 9に含まれる「CAMCaptureCapabilities」というファイル内には、カメラの新機能を示唆する[CAMCaptureCapabilities isFront1080p120Supported]という記述が発見されました。
この内容から、Appleは、次期iPhone(iPhone6s)のフロントカメラに、パノラマモードや240fpsスローモーションモード、フラッシュ機能などを搭載させ、1080p動画撮影に対応させるよう計画していることが見て取れます。
フロントカメラは、スペースの節約という観点から、常に背面カメラに遅れを取っていますが、Appleは、将来的にiPhoneのフロントカメラにいくつかの主要なアップグレードを導入するのではないかと推測されていました。
また、以前から、iPhone6s/6s Plusの背面カメラは、800万画素から1,200万画素にアップグレードするなど、いくつかの改良点があるのではないかと噂されていますが、フロントカメラも同時に改良される可能性が出てきたことになります。
現在、iPhone6に搭載されているフロントカメラ(FaceTimeカメラ)は、1.2MPの写真撮影と、720pのHD動画撮影をすることが出来ます。
最近Appleは、一眼レフカメラ並みの3D画像撮影を可能とするカメラモジュールを製造する専門企業を買収していますが、その技術を次期iPhoneに採用するかどうかは判明していません。
参照元:MacRumors