本日、Appleはサンフランシスコのクパチーノにおいて、『iPhone SE』を含む新製品の発表イベントを開催しました。
iPhone SEのデザインは、iPhone5sとほぼ同じ見た目ですが、iPhone6s / 6s Plusに採用されたAppleの最新A9チップとM9モーションコプロセッサを搭載しています。
アップグレードされたGPUにより、iPhone SEのグラフィック処理性能はiPhone6sと同等になります。
また、カメラも大きく進化しています。
新たなイメージセンサーを搭載した4K対応1200万画素iSightカメラ(リアカメラ)には、「True Toneフラッシュ」「Retina Flash」 「Focus Pixels」などの機能が追加されています。
これにより、4K動画撮影、1080p/60fpsの高画質動画撮影、240fpsスローモーション動画撮影、パノラマ最大63MPを可能にしています。
その他のiPhone SEの新機能としては、LTE高速通信やVoice over LTE (VoLTE) 、Wi-Fi 通話、Bluetooth 4.2、およびおよびiPhone5sから向上したバッテリー寿命などがあります。
また、iPhone SEにはNFCチップが搭載されることから、『Apple Pay』がサポートされるとみられています。
異例のリリース時期
Appleは、2011年のiPhone4s以来、新型iPhoneを後半期にリリースしており、この時期にiPhoneをリリースするということは極めて稀なケースです。
小型で安価なiPhoneを求める声は以前から根強く存在していましたが、Appleはその声に応じたものと予想されます。4インチiPhoneのリリースは新境地を開拓したと言えます。
iPhone SEは、iPhone5sの後継機と位置づけられますが、機能面ではiPhone6s / 6s Plusと同等の性能を持ちます。
iPhone SEのカラーは、シルバーとスペースグレイ、ゴールド、ローズゴールドの4種類から選べます。
ストレージ容量は、16GBと64GBの2種類で、価格は、それぞれ¥52,800 (税別)、¥64,800 (税別) です。
iPhone SEの予約開始は3月24日から、発売日は3月31日です。
参照元:9to5mac