Appleの最新モデルiPhone6/6Plusは、昨年9月にリリースされましたが、その需要は衰えず、現在も比較的高い価格で転売されているようです。
投資銀行『PiperJaffray』は、米国の『eBayオークション』においてiPhoneの転売を研究し、その結果、iPhone6/6Plusはリリースから約9ヵ月後であるにも関わらず、購入者はリリース当初の小売価格の72%で購入していると伝えています。
対照的にiPhone5s / 5cは、同時期にそれぞれ65% / 53%で販売されていたようです。
『PiperJaffray』は2013年以来、『eBayオークション』や『淘宝(タオバオ)』において、iPhoneやGalaxyなどの価格をはじめ様々な調査を行っています。
同社は公正価格モデルを決定するため、毎週末に販売されている50台のスマートフォンを総計して、新しい小売価格の価値に対して平均売上高価格を比較し、物価指数を作成しています。
『PiperJaffray』のアナリストGene Munster氏による投資家へのレポートでは、iPhone需要を再販価値で推定することが「完全な科学ではない」と警告した上で、その結果は健全な需要を示す心強い徴候であると述べました。
Munster氏は、今年リリース予定の次世代iPhoneもまた、厳しい競争にもかかわらず、ハイエンドのスマートフォン事業において堅調な躍進を続けるだろうと予測しています。
2014年の第3四半期に3520万台のiPhoneを販売した記録を破り、2015年の第1四半期には、iPhoneの販売台数7,450万台となる新記録を樹立しました。
また、Appleは、2015年第2四半期においても6,120万台のiPhoneを販売しています。
参照元:AppleInsider