Appleは、4月27日(現地時間)、第2四半期(1~3月)の業績を発表しました。売上高は580億ドル、純利益136億ドル、1株当たり利益(EPS)は2.33ドル。
前年同期の売上高456億ドル、純利益102億ドル、1株当たり利益(EPS)1.66ドルと比較して、売上高が27.2%増、EPSは40.4%増となりました。
海外売上は、Apple全体の売上高の69%に達し、売上高利益率は40.8%となり、前年同期の39.3%を上回りました。
この記録は、中国をはじめとする新興国での好調な売上げが影響していることが予想されます。
Apple 製品別販売台数
iPhoneの販売台数は前年同期の4370万台から6120万台に増加し、売上高は402億8200万ドルとなりました。
Macの販売台数は、前年同期の410万台から456万台に増加しました。
iPhone、Macは共に好調な売上げを記録し、Appleの業績に大きく貢献しました。
一方で、iPadは販売台数が伸び悩み、前年同期の1635万台から1260万台に減少しました。
Apple 2015年度 第2四半期売上げ内訳 ■ Mac ■ サービス ■ iPhone ■ その他 ■ iPad
同社は、株主還元プログラムの更新を発表し、配当を1株当たり0.52ドルに引き上げました。
また、配当金の増加に加えて、自社株買いの枠を前年の900億ドルから再び1400億ドルに拡大することを発表しています。
2017年3月末までに資本金の総額2000億ドルを株主に還元する予定です。
なお、Appleの第3四半期は、売上高利益率が38.5~39.5%、売上高は460億~480億ドルになると想定されています。
参照元:macrumors