ソフトバンクは現在、「SoftBank 4G LTE」の名称でFDD方式のLTEを、「SoftBank 4G」の名称でTD方式のLTEを展開しています。
「SoftBank 4G」は、下り最大165Mbps(※東名阪などの一部地域より順次提供予定)、その他の「SoftBank 4G」 エリアでは、下り最大110Mbpsの高速通信が可能になります。
ソフトバンクにおける従来のiPhoneは、FDD-LTE方式による高速データ通信である「SoftBank 4G LTE」で通信を行っていましたが、iPhone 6 / 6 Plusは、規格上Band 38, 39, 40, 41のTD-LTEをサポートしているため、国内ではBand41(2.5GHz帯)で展開されているUQのWiMAX2+同様、TD-LTEのSoftBank 4G(AXGP)が使えることになります。
iPhone 6 /6 PlusはAXGPに対応したことにより、通信の効率化が図れるため、さらなる高速通信が期待できます。
Hybrid 4G LTEにも対応
また、ソフトバンクには、2つの高速通信「SoftBank 4G LTE」と「Soft Bank 4G」が使える「Hybrid 4G LTE」と呼ばれるサービスブランドがあります。
「Hybrid 4G LTE」の対応機種は、今まではAndroid端末しかありませんでしたが、iPhone 6 / 6 Plusも「Hybrid 4G LTE」に対応することが可能になります。
「Hybrid 4G LTE」の接続される回線のプライオリティは、TD-LTE、FDD-LTE、3Gの順に、利用可能な回線の中でより高速な回線へ接続されます。