画像元:Alisson Lara
『I4U NEWS』は、中国からのレポートを元に、Appleは次世代iPhone7の第3テストフェーズを完了したと伝えています。
また、レポートは、以前からの噂である次世代iPhone7の防水・防塵仕様について言及しています。
さらに、iPhone6 / 6sで不評だったリアカメラの出っ張りが無くなることで、デバイス背面は完全に平面になるとの報告もあるようです。
感圧タッチ式ホームボタン
レポートには、新しく再設計されたホームボタンについての記述も散見され、従来までのホームボタンとは異なる仕様になることが示唆されています。
iPhone7のホームボタンは、現行のiPhoneにみられる物理ボタンではなく、感圧タッチ式ボタンになるようです。
これにより、iPhone7の前面は、ディスプレイにボタンが組み込まれることでデバイスとホームボタンとの段差がなくなり、一面フラットになることが予想されます。
AppleがiPhoneの前面・背面全ての凹凸を除去することが出来れば、iPhone7は完全にフラットで洗練されたデザインになるかもしれません。
防水・防塵機能
iPhoneの完全防水化は、Appleにとって長年の課題だと言われています。
SamsungやSonyなどのメーカーは、既に防水機能が施されたスマートフォンを提供しています。
iPhone6s / 6s Plusは、高い耐水性を示しましたが、完全防水には程遠いものでした。
もし、iPhone7が完全防水・防塵化を果たせば、今までのiPhoneにとって大敵だった水没などによる故障を心配しなくてよくなるかもしれません。
iPhone7の売上げは減少する?
しかし、KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は、iPhone7について「魅力的なセールスポイントを持たないだろう。」と研究ノートで言及しています。
同氏は、今年、AppleのiPhone出荷台数は下落すると予想しています。
これは、スマートフォンベンダートップ5(Samsung、Apple、Huawei、Lenovo、Xiaomi)の中で唯一減少するという悲観的な内容です。
2015年第4四半期のメーカー別世界スマートフォン出荷トップ5
■ Samsung 21.4% ■ Apple 18.7% ■ Huawei 8.1% ■ Lenovo 5.1%
■ Xiaomi 4.6% ■ その他 42.1%
この予想について『I4U NEWS』は、Kuo氏がiPhone7の売上げを減少させることに対して使命感を抱いていると指摘しています。
2017年のiPhoneデザイン変更の情報は、主に同氏から発信されています。
2017年にリリースされる予定のiPhone(iPhone 7s?)には、有機EL(OLED)ディスプレイを採用するのではないかと噂されています。
また、iPhone 7s?のデザインは、前面・背面共にiPhone4のようなガラス製になるとの情報も伝えられています。
Kuo氏は、今年リリース予定のiPhone7よりも2017年にリリースされるiPhoneに高い期待感を抱いていることが伺えます。
参照元:I4U NEWS