10月27日16時01分より、予約受付が開始された新型のiPhone『iPhone X(アイフォーンテン)』について、MACお宝鑑定団[羅針盤]にて、ディスプレイ保護フィルムの取り扱いについて注意点が考察されています。
Appleは今回プレミアムモデルの『iPhone X』に、これまで搭載してきた指紋認証「Touch ID」から顔認証「Face ID」に切り替て搭載しました。
この「Face ID」は、暗がりでも顔を読み取ることが可能な赤外線カメラ「TrueDepthカメラ」と「ニューラルエンジン」を駆使した技術で、弱い赤外線で読み取るため目や肌にも安全で、メイクやメガネや帽子、ヒゲや髪の違い、加齢による変化までもを認証できる『顔認識システム』ですが、顔が似た双子や兄弟姉妹、13歳以下の成長過程の子供を除いた誤認識の確率は約100万分の1と非常に低く、その精度の高さが公表されています。
今回問題になっているのは、「iPhone X」用の保護フィルムの購入時の注意点と取り扱いについてです。
「Face ID」の認証をするために、筐体前面の上部にセンサーハウジングがありますが、この部分を保護フィルムで覆ってしまうと顔認証が通らない恐れがあり、センサーハウジングを覆うことがない、大きく空いた形状をしたフィルムを使用する必要があるということ。
また、フレーム型の保護フィルムに至っては、白いタイプを使用すると、赤外k線カメラやドットプロジェクタなどが色の影響を受けて「Face ID」の認識率が低下することも分かっています。
発売されている保護フィルムの中にはセンサー類に干渉する部分が加工されてないものも見受けられますので、購入前に必ずセンサー部分の切り抜きがされているか確認が必要になるでしょう。
参照元:MACお宝鑑定団[羅針盤]
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