『Bloomberg』は、ソニーが長崎、山形にある工場に対し、CMOSイメージセンサー増産のための3.76億ドル(450億円)にも上る設備投資を行うことを報じました。
この2月、ソニーは、8.726億ドルを投資し、CMOSセンサーの生産を増やす計画を発表していますが、今回は追加投資となるようです。
追加投資に踏み切った背景には、iPhoneをはじめとするスマホ向け需要の増加が顕著なため、一層の拡大が期待できると判断したことが予想されます。
事実、Appleは2015年第1四半期の売上高が746億ドル(7.4兆円)、純利益は180億ドル(1.8兆円)という過去最高の業績を記録しています。
この業績に大きく貢献したiPhoneの販売台数は7,450万台となり、新記録を打ち立てています。
iPhone6 / 6Plusのカメラはソニー製
ソニーは、iPhoneにおいて主にカメラセンサーの製造を担っていると考えられています。
iPhone6 / 6Plusのメインカメラには、F値2.2のレンズと8メガピクセル(1.5ミクロンのピクセルを使用)のセンサーが使用されています。
そして、新たに追加された『Focus Pixels』によって、より多くの画像情報をセンサーに送ることが出来るため、オートフォーカスが高速化されます。
iPhone6s、デュアルレンズカメラ搭載の噂
サプライチェーンからの情報により、iPhone6sには光学ズームを有効にするデュアルレンズカメラが搭載されるのではないかと噂されています。
デュアルレンズカメラが搭載されれば、2つのレンズカメラにより、広い角度の写真撮影や撮影後のピント合わせ、被写界深度の調整が可能となり、一眼レフ並の高画質な写真が撮影可能になるかもしれません。
しかし、情報筋によれば次期iPhoneにデュアルカメラが搭載される可能性を否定しています。