KGI Securities のアナリスト Ming-Chi Kuo氏が、今秋発売と噂される「iPhone 6」の2モデル(4.7インチ版と5.5インチ版)のうち、5.5 インチモデルについて、製造上の問題により2015年まで遅れる場合があると報告しています。
Kuo氏によると5.5インチモデルは、前モデルのiPhoneと比較して製造工程が複雑となった上、インセル式タッチパネルと金属筐体のカラーリングで問題を抱えているため、発売が来年にずれ込む可能性があるとしています。
インセル式タッチパネルは、パネルの端での感度に問題があるためと言われており、金属製筐体のカラーリングに関しては、サイズが大きくなるため色ムラが生じる点を問題として挙げています。
また、MacRumorsでは、iPhone 6のサファイアディスプレイが落下試験に合格することが容易ではない点も指摘しており、バッテリーにおいても問題が発生していると伝えています。
新たな技術を取り入れ新製品を開発する際には、様々な点で問題が生まれるため、製品化までは簡単なことではないようですね。
同じくサファイアガラスを採用するであろう4.7インチモデルにも、影響が出るのかどうか気になるところです。
参照:MacRumors