Appleは、非iPhoneユーザーがiPhoneへ、より安価で簡単に乗り換え出来るように、下取りプログラムを実施することを予定しているようです。
『9to5Mac』によれば、Appleは、AndroidやBlackBerry端末から、iPhoneへの乗り換えを促す、新たなリサイクル/下取りプログラムを導入すると伝えています。
下取りの際は、Apple Store直営店へデバイスを持参し、スタッフによる査定が行われます。その後、下取り値が決定され、それに応じたギフトカードと引き換えられます。
このギフトカードは、iPhoneの購入に充当することが可能です。
リサイクル/下取りプログラムのスタッフ研修は、今週後半にも開始され、近く米国で実施される予定です。
Apple、iPhone下取りプログラムを2013年より開始
Appleは、iPhone旧モデルから最新モデルへのアップグレードを促すことを目的として、iPhoneリサイクル/下取りプログラムを、2013年半ばに開始しています。
同プログラムは、Appleの販売を後押しするため、過去数年に渡り、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなどで拡大しています。
その結果、iPhone売上げは上昇し、好調なセールスに結びついているようです。
また、昨年夏、Appleは、同様のiPad下取りプログラムを実施しています。
しかしながら、Appleの下取りプログラムは、他社に比べて下取り価格の面において劣るという評価がなされているようです。
Apple、さらなるシェア拡大へ
Appleのスマートフォンセールスは、総収益の半数以上を占めています。
大部分の売上げは北米・欧州が占めていますが、発展途上国(特に中国)においても需要の伸長がみられます。
下取りプログラムにより、他社スマホからiPhoneへ、より安く手軽に入手することが可能になりますが、これにより、Appleの成長にさらなる拍車をかけることになるかもしれません。
ただし、日本でこの下取りサービスが実施されるかどうかについては不明です。
参照元:9To5Mac