投資会社Canaccord Genuity社は、火曜日(米国時間)にAppleの目標株価を135ドルに引き上げたことをAppleInsiderが報じました。
AppleInsiderが入手した、Canaccord Genuity社のアナリストMichael Walkley氏が投資家向けに用意したメモのコピーによると、依然としてiPhone6 / 6 Plusは高い需要を示していることが判明しました。
さらに同メモは、高い人気を誇る64GB・128GBモデルの需要に、Appleは未だ追いついていないことも伝えています。
同氏は、10月~12月四半期のiPhone販売台数予測を6,300万台とし、平均販売価格は700ドルへ引き上げるものと予測しています。
また、同氏の調査により、iPhone6 4.7インチモデルは、米国の4大キャリア全てで最も売れた携帯電話機であることが判明しました。
11月のキャリア売り上げ – AT&T、 Verizon、Sprint、T-Mobileの全てのキャリアで、一位はiPhone 6、二位はiPhone 6 Plus、続いてSamsungのGalaxy Note 4が三位という結果になったようです。
一番人気は64GBモデル、ただし在庫は品薄
Canaccord Genuity社によって11月26日に実施された、AT&T 75店舗の調査結果では、iPhone 6 16GBモデルは44%の店舗で在庫として確保していることが明らかになりました。
64GBモデルの在庫を確保していた店舗はわずか8%、128GBモデルについてはゼロという結果でした。
また、4大キャリア全ての店舗において、64GBモデルが最も人気を集め、ユーザーに支持されたと回答しました。
64GBモデルは、発売から2ヶ月以上経った現在でも入荷待ちの状態で、どの店舗でも2~3週程度続いており、品薄のままだと言われています。
Appleの目標株価を135ドルに引き上げ
大容量ストレージモデルの継続的な需要により、Walkley氏はiPhoneに対する平均販売価格予測だけではなく、Apple全体の株価予測を引き上げる結果となりました。
Walkley氏は、一株当たりの利益を8.50ドル(約1,013円)に見積もり、Apple社の目標株価を135ドル(約16,100円)に上昇させて見積もっています。
参照元:AppleInsider