iPhone 6s / 6s Plusを手に入れた一部のユーザーは、iPhone 6s / 6s Plusの両方を、水の入った容器に入れたり、プールに沈めるなどのテストを行った動画をYouTube上に投稿しています。
実験により、iPhone 6s / 6s Plusの破壊点が実証されたことで、デバイスの防水性の程度が明らかになりました。
最初の動画では、水を張った小さな容器に、iPhone 6s PlusとGalaxy S6 Edgeを沈めるという実験を行っています。
30分間の浸水後、どちらの機種も正常に動作しているようです。
『TechSmartt』チャンネルの作成者は動画内において、昨年のiPhone6は同じテストを行った結果、数分後に停止したと説明しています。
2つ目の動画では、最初の動画とほぼ同じ内容のテストを、iPhone 6sとiPhone 6s Plusで比較しています。
浸水から約1時間後、iPhone 6sとiPhone 6s Plusの両モデルを水から取り出し操作してみると、カメラや、3D Touchの他、基本的なタッチスクリーンの応答など、機能面はどれも無事であることが確認できます。
数日後、YouTuber『Zach Straley』は、両方のiPhoneでTouch IDを利用してロックを解除し、充電ポートやヘッドフォンジャックが機能することを証明する動画を投稿しています。
最後の動画は、『iDeviceHelp』によって投稿されました。この動画は、前の2つとは異なり、iPhone 6s Plusを水深4フィート(1.2192m)のプールに網を使って沈めるというテストを行っています。
水に沈めて約1分後、iPhoneのタッチスクリーンにはアラートの表示を確認することが出来ますが、問題なく動作しているようです。
そして、再度、水中に2分間沈めた後に回収し、デバイスを操作していると、次第に画面がオフになり、再起動を拒否した後にフェードアウトしていきました。
その数分後、iPhone6s Plusは、徐々に熱を持ち、約2時間後には完全に停止し、その後起動することはなかったようです。
iPhone 6s/ 6s Plusは、昨年のiPhone6シリーズに比べて生活防水の面において改善されているようです。これなら、雨や少量の液体がかかる程度であれば、問題なく安心して使うことが出来ます。
ただし、ある程度の水深があるところに落としてしまうと、再起不能になるようなので、まだまだ完全防水には程遠いと言えます。
防水性が向上したとは言え、プールや海、池などへの水没は依然として注意が必要です。
参照元:macrumors