今秋のリリースを前に、iPhone6への期待がかなり高まっていることが、調査から明らかになりました。
投資銀行RBC Capital Marketsがアメリカにおいて4,000人を対象に実施した調査によると、今後3ヵ月以内にスマートフォンの買い替えを予定している人の約半数が、iPhoneを購入予定だと回答しました。またそのうちの4分の1は、2種類発売されるという噂の大画面、つまり4.7インチではなく5.5インチ版のほうに、100ドル(約1万円)多く払ってもいいと答えています。
iPhone6に期待されるのは性能向上と大画面化
iPhone6に関心があり、何らかの知識を持っているユーザーのうち、74%はiPhone6がこの秋発売予定であることを知っているとし、55%はiPhone6を買い替え候補として考えていると答えました。
これらユーザーは次世代iPhoneに対し、主に性能の向上と、スクリーンの大型化を期待するとしています。性能向上の内容ですが、電池寿命と答えた人が33%、プロセッサ性能が18%、カメラ機能が12%でした。
また回答者の23%が、5.5インチ版に興味があると答えています。興味深いのは、4.7インチ版iPhone6の価格として現在想定されている199ドル(約2万円)より100ドル高くても、5.5インチ版が欲しいと答えていることです。これは、先日金融サービス会社Raymond Jamesが発表した傾向と同様です。
期待されるiPhone売り上げ増
RBCのアナリストらは、カメラ機能向上とスクリーンの大型化によりiPhone6の売り上げが期待できるため、iPhoneの売り上げ全体を押し上げると見ています。iPhone全体の台数ベースでは、年間15%から20%増となるというのがRBCの予想です。
記事参照元:ライブドアニュース