Appleの次世代スマートフォン(仮称:iPhone6s)は、新機能の追加やさらなる改善が期待されますが、背面iSightカメラの画素数は現行モデルと変わらないと、台湾メディア『Taipei Times』は、Yuanta SecuritiesのアナリストJeff Pu氏の分析を引用し報じました。
Jeff Pu氏は、iPhoneカメラの主要サプライヤーであるLargan Precision社は、iPhone6の出荷数が前四半期よりも下回ると予想しており、前年比で20%程度売上が落ちると分析し予測しています。
その分析の中で、Appleの背面カメラセンサーは、現行モデルと同じ8メガピクセル(800万画素)のカメラを搭載するだろうと述べています。
Pu氏は、中国では、ローエンドからミドルレンジまでは、800〜1300万画素のイメージセンサーが一般的に採用されており、ハイエンドモデルにおいても1600〜2000万画素のイメージセンサーへの移行は進んでいないと分析しています。
また、CMOSセンサーの供給が限られていることも原因の一つであると指摘しています。
iPhone4sからイメージセンサーは800万画素を維持
Appleは、2011年のiPhone4Sの発売以来、続くiPhone5、iPhone5s/5cにおいても同様800万画素センサーを使用し続けています。
Chipworks社によれば、iPhone6 / 6sのカメラには、ソニーのExmor IMX220イメージセンサーを使用していると言われています。
iPhone6s / 6s Plusのカメラに関する噂としては、11月にデュアルレンズ、DSLR(デジタル一眼レフカメラ)並みの画素数になる可能性があるという噂がありましたが、今回の噂はそれを否定する内容であると言えます。