画像元:apple
カリフォルニア州サンノゼにあるマッケンナリー・コンベンション・センターにて、現地時間2019年6月03日午前10時(日本時間:2019年6月04日午前2時)より、Appleの世界開発者向けカンファレンス「WWDC 2019」の基調講演が開催されました。
今回の発表の目玉はなんといっても今秋発表されるであろうiPhone新機種に結び付くiOS情報でしょう。掌サイズで未だに根強い人気を持つ『iPhone SE』の後継機情報も出るのでは?と期待もありましたが今回はなかったですね。
【WWDC 2019 主な発表内容】
(1)各OSの最新情報(watchOS 6、iOS 13、iPadOS、macOS Catalina)
(2)新iTunesの機能分割情報
(3)Mac Pro情報
iOS 13
- 画面全体をブラック基調にする「ダークモード」
- 顔認証(Face ID)の速度が30%向上
- App Storeでのアプリダウンロードサイズが約60%縮小
- アプリ起動速度は2倍の速さに
- 個人情報を保護する機能性能強化
- 地図アプリの機能向上
- カメラアプリの機能向上
- 動画編集の機能向上
- Siriがもっと滑らかに流暢に
- ミュージックアプリは歌詞表示
- iPhone同士を近づけると同期して音楽を共有
- AirPodsを使用時にはメッセージの読み上げ機能 など
iPadOS
- iPadに特化した新OSを発表
- 3つ以上のアプリを同時に開く機能「Slide Over」を追加
- iCloud Driveでフォルダ共有
- USBメモリなどの外付けストレージが管理可能に
- 画面分割機能「Split View」に対応 など
watchOS 6
- ファッション性が高く実用的なウォッチフェイスへ
- 必要なアプリや機能に即座にアクセス
- 電卓やボイスメモ、オーディオブックが追加
- 専用App Storeが誕生
- iPhoneと連携可能な生理周期管理アプリなど
- Siriの対応力アップ
- 健康データの取得、管理
Mac Pro
- モジュラー型の新型「Mac Pro」を発表。
- CPUは最大28コア、Intel Xeonを搭載し、最大1.5TBまでメモリを増設可能
- 消費電力は1400W、3つの大型ファンを搭載
- GPUは「Radeon Pro 580X」や「Radeon Pro Vega II」を搭載
- PCI Expressスロットを8つ搭載 など
- 価格は約65万円
macOS Catalina
これまでの「iTunes」の機能を3分割にし、使い勝手を追求したシンプルな構造へ。
- 音楽の視聴や管理に特化した「Music」
- Podcastの視聴に特化した「Podcast」
- 動画(K HDRやDolby Atmosに対応)に特化した「Apple TV」
さらにiPadをサブディスプレイとして利用できる「Sidecar」機能を追加。また音声によるAppleデバイスのフルコントロールを可能にしました
※2019年秋ごろにフリーソフトウェアとして提供予定
今回発表された次期OSについては、今秋正式リリースとなる予定だそうです。
参照元:apple
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