Appleの次世代iPhoneに搭載される予定の「A9」チップは、現行モデルに搭載されている「A8」チップに比べて大幅なパフォーマンスの向上が図られるようです。
「A8」チップは、ベンチマークテストにより、シングルコアスコア1,611、マルチコアスコア2,885という結果となりました。
一方、「A9」チップは、シングルコアスコア2,090、マルチコアスコア3,569を計測し、「A8」チップに比べて約20~30%の性能向上を果たす模様です。
また、「A9X」チップは、シングルコアスコア2,109、マルチコアスコア5,101だったようです。
iPad Air 2に搭載された「A8Xチップ」のシングルコアスコア1,808、マルチコアスコア4,526だったため、「A9」チップ同様、こちらも性能向上となるようです。
「Exynos 7420」など計7モデルを比較
SamsungのフラグシップモデルGalaxy S6 / S6 Edge / Note 5 / S6 Edge+に搭載されているマイクロプロセッサ「Exynos 7420」は、マルチコアスコア5,048となり、「A9」チップを上回りますが、シングルコアスコアは1,486で「A9」チップが逆転しています。
また、グラフには、Huaweiの「Kirin 950」、LGの「Nuclun 2」の記載もあり、こちらも高い数値を計測しています。
ベンチマークスコアが掲載されたグラフ画像は、中国版TwitterのWeibo上でリークされたものですが、情報の正確性については不明です。
SamsungとTSMCは、7月からA9チップの大量生産を行っていると伝えられています。
参照元:appleinsider