10月27日(米国時間)、Appleは、2015年度の第4四半期(7~9月)の業績を発表しました。
Appleの第4四半期における純利益は111億ドル、売上高は515億ドル、1株あたり利益(EPS)は1.96ドルでした。
前年同期の純利益は8.5億ドル、売上高は421億ドル、1株あたり利益(EPS)は1.42ドルでした。
当四半期の売上高利益率は、国際的な販売が収益の62%を占め、前年同期の38%を上回る39.9%となりました。
また、Appleは、普通株式1株当りの配当を0.52ドルとし、2015年11月9日の営業終了時点の登録株主に対して11月12日に支払うことを発表しました。
現在、同社の総資産(現金、有価証券、不動産)は2056億ドルに上ります。
iPhone販売台数、前年同期比22%増となる4,800万台、iPadはシェア縮小
Appleは、当四半期で、前年同期の3,920万台を上回る4,800万台のiPhoneを販売しました。
また、iPadの販売台数は前年同期の1230万台から990万台、Macの販売台数は550万万台から570万台となりました。
Appleは、2016年度第1四半期の業績を、売上高755億~775億ドル、売上総利益率39~40%と予想としています。
Apple 2015年度 第4四半期売上げ内訳 ■ Mac ■ サービス ■ iPhone ■ その他 ■ iPad
「2015年度は、売上高は2340億ドル、売上総利益率28%で、これまでAppleの最も成功した年となりました。この継続的な成功は、地球上で最高の、最も革新的な製品を作ることへの我々のコミットメントの結果であり、それが私たちのチームによる多大な実行の証だ。」とAppleのCEO、Tim Cookは述べています。
「我々は、これまでで最も強い製品iPhone 6sとiPhone 6sPlusをはじめ、ケースとバンドが拡張されたAppleWatch、新しいiPad Proと今週出荷が始まる新しいApple TVなどのラインアップでホリデーシーズンに臨みます。」
参照元:macrumors