米国のコンサルティング会社『Auriemma Consulting Group』の調査によると、米国内におけるiPhone6ユーザーの42%が「Apple Pay」を使用していることが明らかになりました。
同社は、5月29日から6月15日の間にiPhone 6 / 6 Plusユーザーにインタビューを行い調査をしています。
同調査によれば、その内84%のユーザーは一回限りの利用ではなく、店舗での支払い時に「Apple Pay」を3回以上使用していると伝えています。また、76%のユーザーはアプリ内での購入時に利用しているようです。
同社は2月と4月にも「Apple Pay」ユーザー数を調査していますが、興味深いことに、どちらも今回と同様に使用率は42%という結果でした。
イギリスでも「Apple Pay」サービス開始
Appleは、今月、米国以外で初めて、海外での「Apple Pay」サービスを展開しています。
7月14日(現地時間)、英国において「Apple Pay」のサービスを開始しましたが、英国と米国の違いは、英国内のユーザーはここ数年間で、既にNFC決済を使用していることです。
これは、英国におけるNFC決済の認知度の高さを示すものですが、反面、NFCサービスとしてみれば「Apple Pay」は目新しさに欠けることになります。
果たして、英国で「Apple Pay」は成功するのでしょうか? 英国内での「Apple Pay」の使用率や、米国との比較結果などの新しい調査報告が待たれます。
Appleは、今後、北米やアジア圏など他の国や地域で、「Apple Pay」サービスの開始を計画していると見られています。
日本国内では、Felicaが圧倒的なシェアを持っていますが、現時点で「Apple Pay」はFelica非対応です。
日本でのサービス開始や、開始された場合、どの程度普及するのかは依然として未知数であると言えます。
参照元:Cult Of Mac