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上海のテレビ局は、今月19日に発売されたばかりのiPhone6などを税関に申告せずに大量に密輸しようとしたとして、日本人と中国人合わせて2人が上海の空港で拘束されたと27日夜に伝えました。
東京から上海に到着した2人は合わせて453台、日本円で3500万円を超えると推定される評価額の携帯電話をスーツケースなどに入れて持ち込み、600万円余りの関税の支払いを免れようとしていた疑いが持たれているようです。
上海の日本総領事館は、この件について確認していて、この日本人はすでに保釈されたうえで、引き続き取り調べを受けているということです。
中国本土ではiPhone6はまだ発売されていませんが、海外で購入したものが持ち込まれ、インターネット上では1台30万円以上の高値で取り引きされているものもあります。
中国メディアによると、iPhone6などを税関に申告せずに大量に持ち込もうとして摘発されたケースは、上海の空港だけでこのほかにも6件あったということです。
転売屋の買い占めで、本当に製品を楽しみにしている人が購入出来ない状況には疑問がありましたが、今回の報道で少し溜飲を下げた気持ちになりました。
参照元:NHK