アップルの主要サプライヤーであるFoxconnは、iPhone6の製造に向けてロボットを1万台導入して生産能力を増強する模様です。
6月23日に、同社が中国本土だけで史上最大規模となる10万人を採用すると報じられており、かつてない規模の大ヒットになると予想されるiPhone6の需要に応える生産体制を採ると見られています。
30万台/日の生産能力を持つロボット1万台を配備!
FoxconnのブランドでiPhoneなどの製品組み立てを行う鴻海精密工業が、株主総会で製造用ロボットの大量導入を発表したと中国メディアIT Homeが伝えています。
1台につき30万台の生産能力を持つロボットを10,000台導入する予定で、導入費用は1台あたり20,000~25,000ドル(約200万円~250万円)とされています。同社はアップル以外の製品組み立ても行っていますが、売り上げの約4割を占める最大の得意先であるアップルが、ロボットの恩恵を受ける最初の企業となります。
今年2月、Foxconnの幹部が生産ラインへのGoogleが開発したロボットの導入に積極的と報じられていましたが、iPhone6の本格生産に間に合うよう大規模設備投資に踏み切った模様です。
参照元:MacRumors