新たな情報により、Appleは、2015年iPhoneフラッグシップモデルに32GBストレージを提供することを示唆しています。
また、次期iPhoneの大規模生産を前に、Apple初のスマートウォッチ『Apple Watch』を4月に出荷する予定であることが判明しています。
投資雑誌『Barron’s アジア』によると、投資会社JPモルガンは既にプロジェクトに関与する主要な取引先を特定しています。
AppleWatchディスプレイは、LGディスプレイが独占供給
Apple Watchのディスプレイは、韓国のLGディスプレイが1社独占し生産するとJPモルガンが伝えています。
同社は、Apple Watchのディスプレイに選らばれたプラスチック有機ELディスプレイメーカーです。
Appleの次期キラー製品のための唯一のベンダーとして、LGは今年、来年と大幅に増産することが予想されています。
『Barron’s アジア』によると、Appleは、今年末までに約2900万時計を出荷すると予測し、LGディスプレイの株価が25%程度上昇すると予想しています。
LGは各ユニット用のP-OLEDを提供するとともに、p-OLEDの販売価格を45ドルと想定しています。
2016年には、2015年の倍以上となる6,100万台を販売するものと予想しています。
サムスンは、LGのライバルであると共に、サプライチェーンの一つです。同社は、Apple Watchの32bitアプリケーションプロセッサを担当するものと考えられています。
iPhone6s、ベースモデルは32GB?
iPhone6sでは、16GBモデルが廃止され、ベースモデルは32GBモデルになると言われています。
同じく新型iPadもiPhoneと同様に、実用性に問題があるとされていた16GBモデルは廃止され、32GBモデルがベースモデルになると言われています。
16GBモデルでは、iOSのアップデート時にディスク空き容量が足らないため、インストールが出来ないなど、ストレージ容量の大半を使用してしまうため実用面で問題がありました。
2GBから4GBへiOSアプリの容量上限を引き上げ
また、iOSのアプリ容量の上限が、最大2GBから4GBに引き上げられたことが先日発表されました。
これにより、iTunes Connect経由でApp Storeへアップロードできるアプリの最大容量は、4GBまで可能になりました。
ただし、ユーザーがモバイルデータ通信経由でダウンロードできるアプリの容量上限は従来通り100MBまでとなっています。
Appleは、「これまでよりも多くのメディアを加えることが可能となり、より完成されたリッチなユーザー体験を提供できる」と説明しています。