KGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏は、日本のサプライヤー『Minebea』が生産するバックライトモジュールの供給不足により、iPhone6s Plusの納期が遅れていると投資家向けメモで説明しています。
Kuo氏は、代替サプライヤーとして『Radiant』にバックライトモジュールの受注を切り替えることにより、Appleは問題を解決しようとしていると述べています。
『Radiant』は、9月中のバックライトモジュール受注数が400〜500万個となり、受注全体の70〜80%を占めることになると見られています。以前は35〜45%でした。
我々は、iPhone 6S Plus(6S Plus)モデルのバックライトモジュールの生産問題は、供給元Minebea(JP)の供給不足が主な要因の一つであると考えています。
この問題に取り組むために、Apple(US)は、Radiant(6176 TT、NT $106.5、OP)に高ASP6S Plusのバックライトモジュールの受注を切り替えたとを我々は信じています。そして、その販売の勢いを高めるはずです。
iPhone 6s Plus、全モデル3〜4週間待ち
iPhone 6s Plusの事前予約は、全モデルで3~4週間後の発送となっています。
Kuo氏は、この遅れの主な理由としては、サプライチェーンの問題ではなく、iPhone 6s Plusの強い需要にあると考えています。
同氏は、9月25日の発売日には、150~200万台のiPhone 6s Plusを用意していると予想しています。
最後に『Minebea』から『Radiant』へサプライヤーを変更したことにより、iPhone 6s Plusの9月中の供給を向上させる必要があると結論付けています。
今朝、Appleはメディアに対して、iPhone 6s / 6s Plusの予約数が、2014年9月にスタートにリリースされた昨年のiPhone6 / 6 Plusの記録を破り1000万を超えるだろうと発表しています。
参照元:MacRumors