Appleは、iPhone6とiPhone6 Plusの供給比率の調整を行なったと、台湾メディア『DigiTimes』が、大手サプライチェーンからの情報として伝えています。
iPhone6 Plusは、Appleの当初の予測を上回る需要があったため、今回の生産調整を実施するに至ったものとみられており、これにより、iPhone6 Plusの供給不足が改善されることが予想されます。
今回の報道によれば、iPhone6 Plusは将来的に、全体の最大60%の出荷台数を占める可能性を示唆しており、それにより、4.7インチモデルであるiPhone6の生産台数は減少するものと伝えています。
Appleは、iPhone6 Plusの高い需要を満たすように生産比率を調整しましたが、部品を供給するサプライヤーの多くは、生産台数の増加に対応できず、実際に小売業へ供給されるまでには時間が掛かるのではないかと予想しているようです。
iPhone6 Plusの供給は先月の発売以来、不安定な状況で、予約注文受付開始からすぐに完売になるなど供給不足で推移しています。
Apple Online StoreのiPhone 6 / 6 Plusの予約購入ページでは、出荷予定日が3〜4週間と表示されています。
今回の両モデルにおける生産比率の調整により、供給面でどのような変化があるのか、その動向が注目されています。
参照元:MacRumors